「手延べ麺」vs「手打ち麺」
「手延べ麺」と「手打ち麺」耳にしたことはあるけれど、「よく分からないな~」というかたはお目通し願います。
実は私も入社してしばらくは混同していました。
小麦粉・塩・水を練るところまでは一緒です。
「手延べ麺」-熟成を繰り返しながら細く延ばして麺の形状を作ります。稲庭うどんは「手延べ麺」に属します。
「手打ち麺」-生地をめん棒を使って薄く延ばし、それをたたんで決まった細さ(太さ)に麺を切って形にします。
手打ちの場合は包丁で切り分けていくので太い麺に仕上がり、食感も「しなやか」というより「しっかりとした歯ごたえ」になるようです。
色々な解説を調べてみると、
「手延べ麺は包丁を使わず麺を延ばすので丸麺です」という説明もありますが、稲庭うどんは「つぶし」の工程が入りますので四角い形状をしています。
お好みがありますのでどちらが良いということはありません。
「手延べ」と「手打ち」、食べ比べてみるのも楽しいですね。