3月も残すところ10日というのに、連日雪が続く稲庭です。「舞う」だけではなく、「積もる」のですから驚いてしまいます。
お彼岸の頃になると店頭に並び始めるのが「えご」。何故この時期に出回るのでしょう?えご草の旬が今なのでしょうか。
子供の頃は食卓に「えご」が上ると、がっかりしたものです。「無味・無臭」に感じられ「おいしい」とか「ご飯の友」とは呼べませんでした。今は、爽やかな食感が病みつきになり大好物の仲間入りをしました。
からし入りの「えご」や寒天を加えて作った安価なタイプの「えご」も販売されていますが、「えご草」と水だけで練り上げたものが美味しいですね。春を告げる秋田の味覚の一つです。