秋田のガッコ(漬物)
今日は、秋田のガッコ(漬物)をご紹介します。
冬の保存食として各家庭で大量に漬け込むがっこ。家庭により、塩加減・甘さ加減は異なりますが、秋田の漬物は一般に砂糖を多く使用するようです。
上の写真は、沢庵漬け(生漬け大根)です。パリパリとした歯ごたえ、甘っ辛い味わいでお茶請けに最適です。
秋田の漬物代表格「いぶりがっこ」。大根を燻してから漬け込むので独特の香りが特徴です。こちらはご飯の友・酒の肴に合います。(光の当たり具合か、実物より黒っぽく写ってしまいました。)
こちらは、人参を黒米・麹・ザラメなどで漬けた品です。皮の部分が黒く色付き、見た目はまるで「いぶり人参」のようです。人参本来の香りと歯ごたえが春先まで楽しむことができる漬物です。
漬物はスライスしていただくもの・・とばかり思っていましたが、先日関東にお住まいの方から「がっこの白和え」を教えていただきました。早速試作してみると、目からウロコの味わいでした。ゴマベースの白和えを作り、塩・砂糖・醤油少々で味を整えます。(がっこの塩分があるので控えめに!)茹でた人参・刻んだいぶり大根と和えて完成です。まろかやな味わいで美味しくいただけました。