あけびと食用ほおずき
雨の朝を迎えています。「暑さ・寒さも彼岸まで」の言葉通り、薄手の長袖一枚では肌寒いくらいの気候なりました。寒くなってくると物悲しさを感じてしまいますが、食卓には次々と秋の味覚が上り始め、食いしん坊の私のお腹を満たしてくれています。
写真は「あけび」。春先には小さな紫色の花を咲かせ目を楽しませてくれます。私が子供の頃は稲庭小学校の裏山に生育していました。大きな木にツル状の枝を巡らせぶら下がっていたので、一生懸命ツルを引っ張って収穫したものです。校舎を建て替える時に伐採してしまったのが残念。黒い種がいっぱいあるのが難点ですが、その周りの白い果肉部分は市販のお菓子では味わえない自然の甘味が感じられ美味しいです。
こちらは食用ほおずき。「ほおずき」は真っ赤な実でお盆のお供えが連想されますが、食用ほおずきは黄色なんですね。「甘酸っぱくて、うめど(美味しいよ)」と聞き、早速食べてみましたが「う~っ苦い!」。追熟の必要があるのでしょうか、しばらく窓辺に放置してみます。
こちらの2品、実は道の駅で購入したものです。今は何でもお店で売ってる時代なんですね。