干し柿
今朝もとっても寒く、室外計は1℃を示していました。日中の最高気温も9℃までしか上がらない見込みです。
さて、晩秋の風物詩のひとつ「干し柿」作りが始まりました。あちらこちらの軒下にはオレンジ色のカーテンが登場しています。
一番骨の折れる作業が、柿の収穫。枝を「Tの字」に切り落とすのは腕から指先にかけて負担のかかる作業です。
丁寧に皮をむき紐につるせば完成ですが、私はここでひと手間かけて熱湯にくぐらせてから干します。こうすることで、表面についた雑菌が消毒されカビが生えにくくなります。
干して一週間ほど経ちました。秋の柔らかな日差しを浴びてオレンジ色から少しずつ色濃く変化してきています。食べ頃はお好みにもよりますが、個人的には芯までフニャっとするくらい柔らかくなったところでいただくのが一番美味しく感じられます。