笹巻き
早朝は曇が多めでしたが、時間の経過とともに青空が広がりつつあります。気温はようやく平年並みの暑さに戻ってきたようで、最高気温は24℃まで上がる見込みです。
さて、本日は郷土の味覚「笹巻き」をご紹介します。
旧暦の端午の節句に合わせて作られる「笹巻き」ですが、今年は笹の生育が今ひとつで、暦より2週間程遅れようやく巻けるようになりました。
巻き方や大きさは各家庭によって異なりますが、私は笹の葉の裏側を合わせるように二枚重ねて巻きます。
笹巻きは覚えると簡単なのですが、写真のように三角柱を作れるようになるのが、第一のポイントです。この時、底の部分に小さな穴が開いてしまうと、お米がこぼれてしまい上手に形成できません。
第二のポイントは、中に入れる餅米の量です。たくさん入れ過ぎると、煮た時にお米が膨れますので笹が破裂してしまいます。8分目程度が目安です。
重曹を加えて、弱火で1時間程煮て冷水に晒し完成です。
重曹を入れ過ぎるとお米が黄色く仕上がってしまいますので、注意が必要です。お砂糖たっぷりの黄粉を添えていただきます。