夢の実現②
6月18日に稲川球場を会場に開催された湯沢市雄勝郡中学校総合体育大会1区決勝戦の様子をお伝えします。
決勝戦は稲川中と羽後中の対戦となりました。序盤から稲川中の打線が繋がり点差を広げる好プレー。
打ってはホームベースに戻る試合展開に、応援スタンドも盛り上がりました。
選手のみんなも、一体となって試合を楽しんでいるようです。
5回裏には、相手チームの長打を連続で浴び4点差を1点差まで詰められ「稲川中6-羽後中5」。
私は試合を直視できない程のドキドキ感がありましたが、ベンチ内の選手は終始明るい雰囲気に感じれました。
最終バッターを3塁への内野ゴロへ抑えて、試合終了。
ご覧の通りのガッツポーズです。
新人戦・春季大会と涙を呑んだ選手たちの喜びは、如何ばかりだったのでしょう。
弾けんばかりの笑顔。
互いに優勝目指して切磋琢磨してきた羽後中の選手と抱き合い、労う姿には目頭が熱くなりました。
チームの一員として参加した選手に私の甥がいます。6歳違いの兄の背を追うように野球を始め、総体での優勝を夢見て野球に打ち込んできたようです。週末の練習試合の様子から夢の実現は近づいたり遠のいたりしましたが、結果として優勝旗を手にしたその姿は逞しく立派に成長していました。
夢の実現を果たした当座の目標は、全県大会で一つでも多く勝ち進むこと、めぐり合ったこのメンバーと少しでも長く野球をすることでしょう。
誇らしげな表情でのダイヤモンド行進です。
選手の皆さん、優勝おめでとうございます。清々しいプレーに魅了されました。全県大会での活躍を期待しています。