勘違い
季節外れの暖かな天候が続いている稲庭です。
先週末の土曜日には、ジョギングを楽しめるほど道路が乾いていました。
春先になると樹木の根元から雪解けが進む「根開き」と呼ばれる現象が起きるのですが、もう既に始まっています。
そして雪の下からは、植物が芽生え始め青々としています。
春の訪れを告げる「ネコヤナギ」は、ふわふわの毛に覆われた花を咲かせ始めています。
二十四節気の上では「大寒」。
一年の中で最も寒い期間となるはずなのですが。
庭先のクロッカスも、早くも芽吹き始めています。
まだ違うんですよ、そんな時期ではないのです。
明日23日からは再び冬型の季節配置が強まり、気温は真冬日、暴風雪が続く予報です。
勘違いして芽吹いた植物にとっても、厳しい寒さに感じられることでしょう。