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2022.2.15

方言『〇ねね』・『〇ねばね』

普段何気に使っている方言。

お電話で応対させていただくときには極力気を付けますが、社内での伝達はもっぱら「秋田弁」。

話しやすいですし、方言ならではの表現がありまして、自身の気持ちを伝えやすいので何かと便利です。

今日は私達が使っている方言についてご紹介します。

「〇ねね」

〇の部分には一文字ずつ入るのですが、「~しなければいけない」という意味合いです。

「かねね(食べないといけない)」・「こねね(来ないといけない)」・「さねね(しなければいけない)」・「いねね(居なければいけない)」・「みねね(見なければいけない)」・「ねねね(寝なければいけない)」・「けねね(物をあげないといけない)」

ひらがな一文字変わるだけで、意味が異なります。

これに似た表現で「〇ねばね」という使い方もあります。

意味合いとしては「〇ねね」と同じで「~しなければいけない」。

上記をそっくり言い換えると

「かねばね」・「こねばね」・「さねばね」・「いねばね」・「みねばね」・「ねねばね」・「けねばね」

こんな感じです。

どちらも「~しなければいけない」という表現ですが、「〇ねばね」のほうが絶対にやらなければならない要素が強いです。

英語に例えるならば「have to」と「must」の違い??

ちょっと似た表現で「〇ね」があります。

これは意味が否定文に変わります。

「かね(食べない)」・「こね(来ない)」・「さね(~しない)」

響きではびっくりしてしまいますが、「しね」という表現もあります。

上記にならうと『しね=死なない』になりそうですが、残念ながら間違いです!

お肉などが筋張っていて嚙み切れない時、「これだば、しね(これは、かたい!)」という風に使います。

秋田県民歴が長くなり、時折、方言と標準語の使い分けが分からなくなるこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

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