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2016.10.12

栗の季節

今年も栗の季節を迎えました。遠くから栗の木の様子を眺めると、実りの数が少ないように感じられましたが、収穫してみるとなかなかの数量。

人がいただいても美味しいのですから、虫たちも大好きなようで無傷の実はごくわずかです。

傷ついた栗の実は「栗ご飯用」として、くちなしの実で着色し冷凍保存します。

無傷の栗は、おせちの一品「栗きんとん」に利用するため甘露煮にして保存します。丁寧に渋皮を剝いてミョウバン水に一晩漬け缶詰工場で加工していただきます。

そして、渋皮煮。一番手間のかかる料理ではありますが、ねっとりと柔らかく甘い栗の実はお茶請けにぴったり至福の味わいです。昨晩も、サッカー中継を耳にしながら渋皮を取り除く作業を延々と行いました。今年は、3キロ程度の仕込み。こちらも出来上がったら缶詰工場で加工していただくと一年中楽しむことができます。

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