秋田の漬物
穏やかな小春日和から早変わりし、寒さ厳しい朝を迎えています。夜には、みぞれが降る予報となっておりますので、寒さ対策は万全に。
さて、今日は秋田の漬物をご紹介します。秋田を代表する漬物に、大根を燻製にした「いぶりがっこ」がありますが、写真に写るのは「いぶり大根」を利用した即席漬けです。
細かく刻んだ昆布・スルメ・人参と「いぶり大根」を、砂糖・酒・みりん・醤油で漬け込みます。ビニール袋の中でサッと合わせて冷蔵庫に数日保管するだけの簡単漬け物です。独特の燻製の香りと昆布の旨味が効いた癖になる味わいがあり、ついついご飯をおかわりする美味しさです。
こちらは、「芭蕉菜漬け」。芭蕉菜は、葉が広く肉厚でそのまま食べると独特のピリっとした辛さが特徴です。こちらの漬物は、樽の中で芭蕉菜・ザラメ・醤油の順に何層にも重ね、重石をして完成の簡単漬け物です。漬かると、特有の辛さがザラメの甘味で緩和されお茶請けにぴったりの味わいになります。