稲庭うどんの寒天寄せ
春は何かとお祝いの席が多い季節ですね。今日はお祝いの席にぴったりな品をご紹介します。
一品目は、お吸い物。すり身にした海老・はんぺん・卵黄・片栗粉・塩で海老じんじょを作ります。昆布・かつおぶしで旨味たっぷりのお出汁を準備し、酒・塩・醤油で味を整えます。これに、えびしんじょを丸めて加え火を通したら、あらかじめ茹でておいた稲庭そうめんと三つ葉を添えて完成です。
しんじょのふわふわとした食感と稲庭そうめんのツルリとしたノド越しが優しい味わいです。
２品目は稲庭うどんの寒天寄せ。寒天を煮溶かし、白だしで味を整えます。錦糸卵を作り、彩りとして茹でた人参・胡瓜・細く裂いたカニカマを準備します。稲庭うどんは約３分茹で冷水でよく揉み洗いします。
寒天流しに稲庭うどんを敷き、荒熱のとれた寒天液を流し、カニカマ・錦糸卵・胡瓜・人参を加え、冷やし固めます。寒天液を熱いまま加えるとうどんの風味が損なわれますのでご注意ください。
そのままでも美味しくいただけますが、お好みでお醤油やポン酢・胡麻ダレを添えてお召し上がりください。