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2018.5.10

稲庭うどんレシピ

今日は稲庭うどんレシピのご紹介をします。

レシピというより茹で方です。

洗い物が少ない調理方法ですので、簡単に済ませたいと思う日や単身赴任のお父さんへおすすめ。

まずは通常の稲庭うどんの茹で方をおさらいします。

①稲庭うどんは、80~100gの麺に対し1ℓの水を準備。

②お鍋のお湯が十分に沸騰したら、麺がくっつかないよう菜箸でかき混ぜながら約3分茹でます。

③茹で上がったら、ザルにあげ冷水でよく揉み洗いします。

稲庭うどんは茹で時間が短く、作り始めてからお召し上がりいただけるまで短時間で済むのが特徴ですが、今回のお召し上がり方はもっと簡単調理です。

①稲庭うどん100gに対して、700㏄の水を準備。

②お湯が沸騰するのを待つ間に、乾麺の稲庭うどんを水道水で洗います。

 ここで、打ち粉として使用しているデンプンを洗い流します。

この時のお湯で洗わないよう注意してください。

洗った後の麺。

 麺がくっついている感じはありますが心配ご無用です。

③先に準備しておいたお湯でいつも通りに茹でます。

 この時、菜箸で麺をほぐすようにするのがポイントです。

 慌ただしくかき混ぜる必要はありませんが、眺めているだけでは麺がくっついてしまいます。

④麺つゆに薬味を準備し、このまま釜揚げうどんとしてお召し上がりください。

通常、稲庭うどんはゆで上げ後揉み洗いを行わないと、打ち粉として使用しているデンプンのぬめりが残り、エッジの効いた食感をお楽しみいただけないのですが、今回ご紹介した調理方法ですと、先にデンプンを洗い流しているのでしっかりとした食感の稲庭うどんを手間いらずでお召し上がりいただけます。

試しに、同じ条件で麺を洗わずに茹でた場合と食べ比べてみましたが、先に水洗いした麺のほうがいつも通りの「のど越しの良さ」がありました。

また、お湯の量が700㏄と少なめですので、洗わずに茹でた場合はゆで汁にデンプンの固まりができドロドロしていました。

下の写真は、乾麺を洗った後で茹でた場合のゆで汁です。

さらさらしています。

今回は釜揚げうどんにしていただきましたが、卵やお野菜を加え味を調えればお鍋ひとつでの簡単調理が可能だと思われます。

また新たな簡単レシピを考案しご紹介したいと思います。

「ひどい無精者だ」と感じられてしまうかもしれませんが、先日趣味のジョギングで走り過ぎてエネルギー不足に陥った折に試してみたら即時に体調が回復しました。

お疲れの時、慌ただしい時には、おすすめのお召し上がり方です。

是非、お試しください。

 

 

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