稲庭とは
『稲庭・讃岐・水沢』
日本三大うどんのひとつに数えられる稲庭うどんですが、「稲庭とは?」とご質問を受けることがあります。
今日は、「稲庭」についてご説明します。
稲庭うどんは秋田県湯沢市稲庭町が発祥の地です。
つまり、稲庭とは地名になります。
その位置について、地図を使ってご説明しますと以下の通り。
湯沢市はこちらに位置します。
ちょっとわかりにくいですね。
拡大すると・・・。
星印のところがおおよそ湯沢市稲庭町です。(地図博士ではないので💦ちょっとズレていたらごめんなさい)
秋田県の南部に位置し、岩手県・宮城県・山形県の県境に近いところに位置しています。
1956年、稲庭町・川連町・駒形町・三梨町が合併して稲川町が誕生した際に稲庭町という地名は住所から一旦なくなりました。
2005年、湯沢市・稲川町・雄勝町・皆瀬村が合併した際に、再び「稲庭町」が住所に復活し現在に至っています。
例えば当店でしたら、「秋田県雄勝郡稲川町字大森沢」→「秋田県湯沢市稲庭町字大森沢」
むかーし昔、江戸時代の初期に稲庭地区小沢に住んでいた佐藤市兵衛が稲庭産の小麦粉を使って干しうどんを製造したのが始まりとされています。
もともとは西日本で定着したうどん作りがなぜ北国稲庭に伝わったのか、については諸説ございます。
そちらについては、後日改めて・・・・。