今年も「笹巻き」を作る季節となりました。秋田では旧暦の端午の節句の頃になると「笹巻き」を作り始めます。
雪消えが遅かったため笹の生育が今ひとつ。ちょっと小ぶりではありましたが、新芽の柔らかい笹の葉だけを採ってきて巻きます。
十分に吸水させたもち米を笹の葉で巻きます。三角錐の形を作れるようになるまでは練習が必要ですが、慣れてしまえばあっという間に完成。
重層を少々加えた水から茹で始めます。私は沸騰してから40分ほどコトコト煮ます。冷水にとり冷まして出来上がり。つやつやの笹巻は、きな粉をたっぷりまぶしていただきます。