晴天の稲庭の朝です。セミの鳴き声が賑やかに響き、今日も残暑厳しい一日になりそうです。
畑では、「つるむらさき」が日々成長しています。収穫したものをいただいたことはありましたが、自分で栽培するのは今年が始めて。
予想以上にツルが伸びて驚いています。
スーパーで販売されている葉類の「つるむらさき」とは異なり、「実」を収穫する品種です。
ツルの先に綺麗なピンク色の実がつきます。
数日後には、ご覧の通りの見事な「濃紫」の実へ変化します。実の部分だけを砂糖漬けにしますと一年間は保存可能です。太巻寿司や寒天に使用すると、写真に写っているツルの部分と同じ色合いとなりまして、郷土料理には「あると便利」な食材の一つです。