春はそこまで…
雪国に暮らしていると、寒さの厳しさにもどこか目安のようなものを感じる瞬間があります。
「これからが本番だ」と身構える時期もあれば、「もうこの先はそこまで荒れないだろう」と、少しだけ肩の力が抜ける頃もあります。
その一つの区切りが、小正月行事が行われる2月第2週あたりです。
この時期を迎えると、「もう大雪の峠は越えただろう」と思えるのが、長年この地で暮らしてきた実感です。
ここ数日は、まるで春が一足早く訪れたかのような穏やかな天気が続いていました。
日差しも柔らかで、出勤時は長靴からスニーカーへ。
ところが、昨晩から再び雪。
今朝は約15cmの積雪があり、久しぶりに除雪作業に汗を流しました。静かな銀世界に戻り、雪国の冬の厳しさを思い知らされます。

それでも、どこか気持ちは前向きです。
多少は降るにしても、もうこの先は大きく荒れることはない――。
そう信じながら、寒さに耐える一日としたいと思います。
春は、きっとすぐそこまで来ています。