八幡神社で出会った「鹿島様」
湯沢市岩崎にある八幡神社を訪れました。
ニュースや雑誌などで名前は知っていたものの、実際に足を運んだのは今回が初めて。まさに「灯台下暗し」です。
静かな境内を進み、本殿の奥へ向かうと、そこには2体の「鹿島様」が鎮座していました。
岩崎地区には全部で3体の鹿島様があり、そのうち2体が八幡神社の奥に祀られています。
鹿島様は、悪霊や疫病などが集落へ入るのを防ぐために祀られてきた人形道祖神(にんぎょうどうそじん)とされているとのこと。
写真や映像では見たことがありましたが、実物を目の前にすると想像以上の大きさで、その存在感と荘厳な雰囲気に圧倒されました。
私は「藁だけでできた大きな人形」というイメージを持っていましたが、近づいてみると木彫りの顔がしっかりと収められています。
その表情はどこか迫力があり、少し怖さも感じるほど。
集落を守る存在として受け継がれてきた理由が、なんとなく分かる気がしました。
また、2体の向いている方向が違うことも印象的でした。
あとで調べてみたら、それぞれが守る地域の方向を向いているとも言われているようで、こうした背景を知るとさらに興味が湧いてきます。
身近な場所にありながら、これまで訪れたことのなかった岩崎の鹿島様。
地域に根付く歴史や信仰に触れられる、とても貴重な時間になりました。